2011年8月3日水曜日

とらんす!

トランスフォーマーの3作目が面白かったから、1作目もレンタルで見直してみたよ。

http://itunes.apple.com/jp/movie/id392082168 (iTunesStore)


「おいおい、サム!なんでミカエラにフラレてんの!」
…という舞台裏が絡んでそうな話はおいといて。


1作目からそうだったし、アメリカ映画すべてがそうだということでもないんだけど、この映画の中の人々が示す「組織に対する信頼」というものがちょっとうらやましい。

勝手に武器を取って街に突入した元兵士達はなんの手続きも違和感もなく現役の兵士達に合流してるし、クーラー効いてる部屋の中のレーダー手はどんな異常も見逃すまいと額に汗かいてるし、国防長官は自ら銃を取ってディセプティコンと戦うし、秘密の政府機関の人間はいけすかない言動をしていても職務にだけは忠実だ。(1作目と3作目をごっちゃに書いてます)

日本の映画だったら、あのトマホーク絶対外れるよなぁとか。当たっても全然効かなかったとか。会議室の人たちの面目が潰れて、状況は悪化しているにもかかわらず、観客としてはなんとなく溜飲が下がった気分になる。そんな場面なのにだ。当たるのだ。この映画だと。

事件は会議室ではなく現場で起こってるし、現場の人は頑張ってる。だけど、会議室の人も頑張ってて、現場の人はそのことを全く疑ってない。


なんで、こっちの世界ではなんかあると、まず最初に「売国奴」と呼ばれるルールになってんの?そんな疑問を感じさせる映画。

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