2012年2月4日土曜日

自分が欲しかったデジタルテレビ

しかたがなく地デジに移行してからもう1年以上経つ。本当に嫌々移行したのだが、デジタル化やテレビ、ビデオの買い換えを嫌ったわけではない。むしろデジタル化が中途半端なところが嫌だったという話を。


もっとデジタルに

せっかく情報量が増えるのだから、もっとリッチにしてほしかった。一番気になるのは通常の番組映像と速報が分離されていないこと。後から見返す時にはもう意味のない情報まで録画されてしまうのはいただけない。番組自体の映像と分離して、速報がビデオに録画されないようにして欲しかった。逆に緊急地震速報のようなものは、ビデオの視聴中であっても、さらにその上に割り込んでくるべき。

テレビ以外の機能

PCのディスプレイをしのいで、部屋の中にデーンと場所を取り、視線が集中する場所だ。せっかくだから、家の中の情報もテレビに集中させることができるようになって欲しかった。自分だったら、リマインダーとか、忘れ物チェックリストの類をテレビに出したいし、電力使用量やトイレの照明の消し忘れとかもチェックしたい。この辺は機器の機能で、地デジのインフラとは関係ないから、将来的には出てくるかもしれない。ソニーがガジェットを取り込めるテレビを発売し、ガジェットの開発キットを配った時はとても期待したんだけど、その後どうなったんだろう。

意外に良かったところ

生放送中の番組に、リモコンから投票できるのは意外に楽しかった。紅白とか。


PCのディスプレイやタブレット端末のように、手元に置くわけではないので、入力機器としては使いづらい。けど、その分出力機器としてもっと働いてよ。PCより電源を付けっぱなしにする心理的な障壁が低いし、立ち上がりも早い。その点を活かしたサービスと製品が出てきてほしい。

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