2021年5月30日日曜日

川の流れのように

川のように、私は低きに流れ続ける。

荏原郡を流れていた立会川が、立会道路(および立会川幹線)と名を変えて残っているのを知った。せっかくだから、水源地の碑文谷(ひもんや)からたどってみようかと。


■林試の森公園~

たまたま近くにあることを知ったので。
目黒区のガイドで存在を知ったのだが、「臨死の森ってなんだ?」と名前の由来が気になっていたのだ。

「もともと林業試験場の森だったから『林試の森』」。明治時代はこの辺にそんな施設を作れるような人口密度だったんだねぇ。実際、関東の人口密度が上がったのは関東大震災とか、大戦後とかの大規模破壊の後という話も聞くし……。

水のない水場。噴水だったが止めた模様。

水がある水場。池とそこから流れるせせらぎ。

豪雨対策。さすがに下水道直結ではなかったようだ。

台風で倒れた巨木が放置されていた。このまま放っておいて、自然に帰る過程を観察しようという主旨。ある種変態っぽい。

端から端まで500m以上。割と起伏もある。ついでに立ち寄っただけということもあり、全部回ることはせず。

臨死の森公園から西へ。碑文谷までの道にもいくつかの公園がある。というか、都内、公園が多い。名目を立てて、緑地を維持していかないと、マンションとその廃墟からなるヒートアイランドになってしまうしね。

実は裏で林試の森公園と繋がっているのではという疑惑もある「小山台公園」。手前にあるのは「風の塔」という彫刻。

お次は「清水池公園」。

清水池では、お年寄りと子供たちが釣りを楽しんでいた。ここも立会川の水源の1つ。

目黒区のノリ、たまについて行けない時がある。

謎の水門。

謎の鳥居。園内に弁財天を祭るほこらがあったのを見逃していたと後から知る。

■碑文谷公園

清水池公園から1kmほどのところに、碑文谷公園。

目黒区は、「みどりの散歩道」というコースをいくつか設定していて、旧立会川の流路もその1つになっていた。東急東横線の「学芸大学駅(旧称:碑文谷駅)」から、碑文谷公園、その後、下流に向かって歩いて行くコースのよう。

公園の半分はスポーツの場。半分は池。


清水池とは異なり、釣りは禁止。貸しボートがあるためだ。(コロナで休止中)

公園の一角に、「ふれあいコーナー」があったのだが、貸しボート同様、コロナにより休止中だった。暇を持て余しているであろう動物たちの姿を想像しつつ、ウロウロしていたらカメがひなたぼっこしているのを見つけた。
池の真ん中には弁財天。よく見かけるパターンだ。


■立会道路

目黒区の「みどりの散歩道」に逆らわず、碑文谷公園から「きっと立会川が流れていたのであろう道」を南下。

「すずめのお宿緑地公園」。果たしてどんな由来のある土地なんだろうか。雀専用の宿場町みたいな?

公園の土地は個人の寄付!地名の由来とか分からないのも道理だ。

園内に残された古民家(こんなご時世じゃなければ公開中)。ここが寄贈主が住んでいたお宅なのだろうか。

公園のシンボルとも言える竹林。下に生えているのは雑草(ドクダミ)。

野鳥への餌やりは禁止。しかし、彼らの立ち寄り場みたいのは設けられている。

公園への立ち寄りが確認された鳥。文字や絵が薄れて読めなくなっているのは、最近来てない鳥なのだろう。

緑地公園のすぐ南東に「碑文谷八幡宮」。


角度を変えて撮ってみたけど、光が入っちゃうな。

右が日露戦争。真ん中が日清戦争の記念碑。

神社の正面から緑道らしきものが……と思ったら鳥居。参道だったらしい。

しかし、この参道が「立会川緑道」に連なっている。


緑道の末端には「羅刹橋」。すごい名前をつけるものだなぁ。連続殺人でもあったのだろうか。

緑道の先は「立会道路」。荏原七福神巡りで通った場所を前回とは反対の方向へ。


立会川緑道が立会道路に変わる間際に、こんなものが。下が水で濡れているので、噴水のようなものかと思ったのだが、壁面には濡れて見える場所はなく。(まさ人手で……)

写真に残っていた位置情報ではこの辺り。



■大井町駅

JR大井町駅の外には、趣向を変えた6通りのトイレが並ぶ場所が。どんな趣向なんだろうか。

大井町駅近くの歩道橋の上からJR京浜東北線の線路を撮影。

お電車を撮していないのは、この青いパイプを撮りたかったから。

■河口へ

歩道橋を降りたその先で、立会道路が復活。

とは言え、車・バイクが走れるような場所ではなく、歩道になっている。駅チカなので人通りもそれなりにあった。

緑道のシンボルとして、ミニ噴水があった跡らしきもの。ここから水を流して……。

ここまで流す。なんか2匹ほどネコが映り込んでいる。

立会道路の終端で、川の流れが復活。

……と言いつつ、川に流れているのは下水道(立会川幹線)のものではなく、先ほど歩道橋から見えていた青いパイプを流れてきたもの。その辺りの方法はこちらの記事から得た。感謝。(ただし、エイプリルフール企画のため、一部嘘情報も含むとか……)


この辺まで来ると、もう立会川ではなく「勝島運河」。

だだっ広い場所なので、楽器の練習をしている若者がチラホラ。

……イルカを見たい人は運河ではなく「しながわ水族館」へ。(休業終わるといいなあ)