2023年8月11日金曜日

なんで私が東…京海洋大学に?

先日、入り損なった東京海洋大学マリンサイエンスミュージアムに。

そう言えば、私がリスペクトするこの方の職場でもあったのだった。滅多に来ないのだろうけど。

博物館の看板と捕鯨砲。

タカアシガニの標本。腹を向けて展示されてるのは初めて見たかも。その背後には水族館・博物館に助成を行っている日本財団のロゴが。手広いなぁ。

スクーナー型帆船「快鷹丸」。縦帆船見ると川原正敏『海皇記』が自動的に脳裏に浮かぶようになっている。

そして、それに連なる大学の歴代の練習船。同じ練習船でも大きさ(乗組員数)に結構な幅がある。現役の船は100人以上。

海獣のはく製。「アングル工夫すればETっぽくなるのでは?」との考えで試行錯誤し、あきらめた。

ニジマスのはく製。串焼きにするには大きすぎる個体だった。

こちらはマンボウ。魚、甲殻類、貝、鳥…。とにかくたくさんの標本がならぶ。

中には、こんな手作り感あふれる展示物も。

面白ポイントを教えてくれるパネル。スタッフが後付けした様子に親切さを感じる。

クジラと絡みつくイカの模型。「ダイオウイカ対マッコウクジラ」を再現した図なのだろうか。

コククジラ。体中に付着しているフジツボとか、ファンタジーっぽさがある。一体何千年生きているのだろう。

カイロウドウケツの見事な骨格。八景島の深海リウムで一度は写真に収めたものの、編み目が潰れてて掲載を見送ったものだ。

船乗り必須の結びかたコレクション。

漁船と網の模型は、名人の手によるもの。

カキの養殖。吊り方にもバリエーションがあるようだ。

海産物の標本というか、食品サンプルというか。食べる用ではないので、消費期限のことは考えなくて良いらしい。

併設の鯨ギャラリー。大きなクジラの骨格標本が2つ並んでいる。知識・教養がないので、「大きい」くらいの感想。(あまり冷房されておらず、長居しづらかったのもある)

大学の構内にあるとか、平日しか開館しないとか、なかなか入りづらいなぁ、と思っていたら、グループで来ている客とか、ファミリーとか、他の客もチラホラ来ていた。

スゴい大きい!という施設ではないし、展示物も厳選されていて、見て回るのに何時間もかかる場所ではない。ただ、展示物のバリエーションは幅広いので、ここで何か面白いものを見つけたら、もっと専門的な博物館を探そうかという気になる。

…漁業系の博物館とか、どっかにあるんだろうか。