前に「千葉県つくば市」に行ってから、2年近く経ってしまった。
今度こそ、茨城県つくば市に行く。
地質標本館
入口から入ってすぐのところに火山に関する企画展示パネルがあり、福島ネタが。
福島県の火山が3タテで噴火したことが、国を挙げての火山研究のきっかけになったのだという。その隣には、なじみ深い磐梯山の地質図。磐梯山周辺は、宮城県南出身の私にとっては県北よりも身近な観光地だ。地質図だけ見せられて、「あぁ、磐梯山ですね」というわけにはいかないが。
福島県の火山が3タテで噴火したことが、国を挙げての火山研究のきっかけになったのだという。その隣には、なじみ深い磐梯山の地質図。磐梯山周辺は、宮城県南出身の私にとっては県北よりも身近な観光地だ。地質図だけ見せられて、「あぁ、磐梯山ですね」というわけにはいかないが。
青い点は下水道施設。東京湾周辺にたくさん並んでいる。既知の…むしろ、東京駅からつくば市へのバスの窓からも見てきた、水再生センター、ポンプ場群が思い浮かぶ。
後から思いついたんだけど、上水道施設の表示も出来たので、重ね合わせるなりして立地の違いを比べて見てみれば良かったな。次回以降の宿題としよう。
後から思いついたんだけど、上水道施設の表示も出来たので、重ね合わせるなりして立地の違いを比べて見てみれば良かったな。次回以降の宿題としよう。
別の展示。都内、山手線沿線の埋没谷。埋没谷の上は「やわらかい土地」なので、注意が必要…という展示で、ご想像の通り、JR京浜東北線以東(そもそもが埋立地だ)や渋谷川(古川)周辺はメタメタ。
…というのは置いといて、自分が気にするのは白金・高輪間の谷。坂道ばかりで無茶苦茶歩きにくいのだ。
…というのは置いといて、自分が気にするのは白金・高輪間の谷。坂道ばかりで無茶苦茶歩きにくいのだ。
地質「標本」館なので、多数の標本がある。お触りNGのものも、お触りOKのものも。
むしろお触りNGのものが、素人には「なにがどう貴重なのか」わかりにくい。
お触りOKのものは「あぁ、これ○○(お寺、河原、etc.)で見たことあったわ」くらい。これらの岩石は「お触りOK」というより、「触らないと損」くらい手触りが違う。
むしろお触りNGのものが、素人には「なにがどう貴重なのか」わかりにくい。
お触りOKのものは「あぁ、これ○○(お寺、河原、etc.)で見たことあったわ」くらい。これらの岩石は「お触りOK」というより、「触らないと損」くらい手触りが違う。
食と農の科学館
…というか、コラボ展示があったよ、サクナヒメ。現地に行って初めて知る…。
ゲーム中に登場した道具の実物(あるいは再現品)がいっしょに展示されているので、米作りにハマった人はイメージ掴みに行ってみては。2025年1月上旬まで。
ゲーム中に登場した道具の実物(あるいは再現品)がいっしょに展示されているので、米作りにハマった人はイメージ掴みに行ってみては。2025年1月上旬まで。
「国内農業系研究機関では初」という触れ込みの、農業用AI研究用スパコン「紫峰」。「紫峰って何なの?」とググってみたら筑波山を示す言葉だった。世の関心は汎用AIに向いてる感じだが、私自身は、こういう用途とか色とかキャラ付けとかが効いているものに親しみを感じる。
害虫の天敵となる生物を農薬代わりに使う農法、その天敵を継続的に供給する仕組みを作ろうという主旨の展示。「天敵銀行」というインパクト満点のパワーワードを見つけて小躍りする。いや、だって、文脈なしに「天敵銀行」という言葉が突然出てきたら、いったい何を想像する?
東日本大震災と原発事故を受けてのモニタリングと研究。海産物ほど話題に上っていないような気もするけど、こちらも調査研究が継続中。
今流通している農作物が危険かどうかという話では無く(そちらは直接農作物を計測できるから)、土・水・植物間の物質交換をモデル化して、長期的な予測を可能にしようとしているらしい。
放射生物質だけじゃなく、塩害の研究もあり。もうちょっと時間取って読めば良かったな。
今流通している農作物が危険かどうかという話では無く(そちらは直接農作物を計測できるから)、土・水・植物間の物質交換をモデル化して、長期的な予測を可能にしようとしているらしい。
放射生物質だけじゃなく、塩害の研究もあり。もうちょっと時間取って読めば良かったな。
地質標本館と比べると、いかにも貴重な標本です!みたいなものは少ない(だって、皆で一緒にやるものだから)。
一方、いろいろな切り口で「日本の食と農業」を見せてくれるので、ほとんどの人は「なんか印象に残った展示」を見つけられると思う。