2019年8月28日水曜日

サンシャイン水族館

もしかしたら日本で一番メジャーな水族館。
最後に行ったのは、10年以上前。お隣のプラネタリウム「満天」に行ったついでみたいな感覚だったと思う。
最初に訪れたのもここだったし、遠足で行った松島水族館と並んで、私にとって「水族館」のイメージの源である場所だ。


プチ聖地巡礼


都内の水族館も結構回ったし、もうそろそろ再訪しようか。
そんな感じで、日付未確定の予定にだけは入れた状態であった。

一方、アニメの配信サービスで、なつかしい過去作を見つけては再視聴する平日。
パパのいうことを聞きなさい!』なつかしい。

第9話「ちょっとマイウェイ」なつかしい。主人公のアパートに移り住んだ三姉妹の次女、美羽ちゃんが主人公の友人である仁村とデートする話だ。
美羽ちゃんは、モデルのような容姿と、しっかり者でもある、半ば完成された美少女として描かれた女の子だ。(とはいえ小学生なので、さすがにヒロインではない)

デートの場所としてチョイスされたのが、ちょうどこのサンシャイン水族館。このアニメ、2012年の放映だが……。

「こんなオサレスポットだったっけ?」

記憶にある、華やかさはあるものの、教育施設感も残っていたいかにも水族館っぽさはない。そもそも、デートの場所が水族館であったことすら記憶の外だったが。

10年前、最後に一人で訪れたときには、来館者もそれなりで(平日だったかもしれない)、施設の外側にパートのオバチャンが一人でやってる軽食コーナーに、客が自分一人でソフトドリンクとフライドポテト……といった割ともったいない感じの「施設」だったんだが……。


現場百遍


エレベータを降りて最初に目にする光景。むかし、ここに軽食コーナーがあったのだ……。

最初の水槽では、魚へのフィーディングではなく、水槽の清掃が行われていた。これを見せるのは割と珍しいのではないか。

お兄さん、こっちにペットボトルが落ちてるよ。(きっと、こころない客が放り込んでいったのであろう)

観客の80%は色とりどりの熱帯魚に夢中で、手前のチンアナゴに気がつかない。

ドツキ漫才を繰り返す、エビと相方の魚。

個人的に、一番見応えのある展示はシンプルにデカいこの水槽。

裏側の控え室には、休憩中の魚が。

アニメにも出ていたマンボウはお亡くなりになっていた。代役を無茶振りされたエイはふて寝。

現地に行ってみて、記憶と一番違っていたのは、照明だと思う。
控えめで、冷たさもある、言わばコントロールされた暗さがあった。昔はもっと無造作な明るさだった(気がする)。

奥の方にイグアナが。見つけるのに10分くらい探したような。

エサとして与えられた野菜をベッド代わりにしつつ、ムシャムシャ食べる。うまるちゃんかよ。

アザラシの赤ちゃんらしい。らしい、と言うのは身体の大きさ以外の違いが分からないから。

(株)サンシャインエンタプライズのこういうセンスには未だに慣れない。

屋外にもいきものがたくさんいるよ!

ペンギンたちが横一列に並んでいるのはミストを浴びるためです。

空中ではしゃぐペンギンたち。この光景、アニメでも見たかなぁ。

その一方、ペリカンたちは割とシラケ気味。


食い入るようにお魚の水槽を見るペリカン。これから始まるショーを心待ちにしているのだ。


働き方改革~。


アニメに出てきた水族館のロゴは、現在使われているものと同様のものだった。
帰宅後に調べたら、(私が最後に訪れた後)2011年にリニューアルが行われ、その直後の水族館が取材されてアニメの映像になっていたのだ。
行ってみるものだ。




2019年8月4日日曜日

新江ノ島水族館

梅雨から真夏へと突入し、生活もだれてきた。
単なる癒やしじゃなくて、刺激と栄養がほしくなってきたところ。

そう、新しい水族館だ。

日帰りで無理なくいける範囲で、行ったことがない場所と言えば、まず思い浮かぶのが新江ノ島水族館と八景島。
八景島の方が近いが、財布と相談して江ノ島に。(八景島が高いのは、アトラクション等込みの場合なので、本当に割安だったのかは再検討の余地がある)


江ノ島電鉄


せっかくだから、小田急でなく江ノ電に乗ってみよう。
乗ってみたら、事前のイメージよりはるかにモダンな列車だった。
扇風機ではなく、エアコン装備である。
なお、21世紀の日本みたいな高温環境下では、扇風機だけではむしろ熱中症の危険が増すらしい。(熱風を吹き付けるだけだからだ!)


聖地訪問


江ノ島は、藤沢市の一部である。藤沢市は以前からいろいろなコミック・アニメ作品の舞台になった地でもある。
現在は『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の幟が商店街のあちこちの店で飾られていた。聖地訪問である。
これが訪問であり巡礼でないのは、単に私自身が『青ブタ』のファンではなく、巡礼者としての資格を欠いているからだ。

『Bunny girl senpai』は外国の掲示板でもよく見かける。大人気だ。
けど、先日訪れた大洗と比べると、何というか……。

大洗が常軌を逸していたことがよく分かる、と表現すべきなのだろう。
大洗の街と、ガルパンという作品のかみ合わせは奇跡(あるいは異常)だ。
『ガルパン』には大勢のキャラクターがいて(今後も増えていくだろう)、人気もほどよく分散している。大洗には個人経営の小さい店があちこちにあって、キャラクターの等身大パネルを「ウチの娘」と呼んでは堂々と、あるいは日焼けから、男性の好奇の視線から、半ばかくまうかのような控えめさで店先に立てかけている。
その一方、ファンはファンで、特定のキャラを推しつつも、では他のキャラを全く顧みないかというと、そういう者もあまりいない。彼女らは同じ学校の生徒であり、同じチームの一員だからだ。
(役人さんのパネルの存在を知らなかったこと。その可能性に思い至らなかったこと。今でも悔やまれる)

こちら藤沢はどうかと言えば、同じキャラクターがあちこちにいては「うちの子」感は出にくい。幟という形態もそういう見せ方には向いていない。

脱線した。大洗は手本や参考にはなっても、そのマネはできない。藤沢が大洗ではないからというより、『青ブタ』は『ガルパン』ではないからだ。藤沢市は頑張っている。私の心には届かないが。


水族館


新江ノ島水族館、大きい。
というか、郊外にあるだけあって、スペースの使い方が贅沢だ。
見よ、この広大な雨やどりスペース。修学旅行の受け入れもバッチリだ。
海岸に隣接している立地を活かすべく、展望のよいスペースも複数設けられている。開放感があるのはいいが、夏は辛い。
 

初っ端に、水族館の顔を持ってくるのはここも同じか。相模湾を模したその名も「相模湾大水槽」だ。水量1,000tと言ってた。

深海のコーナーはJAMSTECとの協力関係によるもの。
化学合成生態系水槽!化学的に合成された生物とか遺伝子組み換え生物……を一瞬期待したが、そういう夢のある話ではなく。
深海の、光合成ではない手段でエネルギーを得ている(太陽の光が届かないから)生物たちの生態系を模したという、やっぱり夢のある話だ。

「しんかい6500」は複製が日本科学未来館に展示されているが、「しんかい2000」は実物がこちらに展示されている。

これで3人乗りのコクピット。狭いよ!

海ゴブリンはゴブリンではなく、魚だ。ゴブリンスレイヤーその人から得た情報なので間違いはない。

最近、「どこ行ってもクラゲ……」となることもしばしばあるが、ここは展示も飼育も本格的。というか古参。

やはり、水族館には休日に来るべきではないようだ。視界に入るのは、魚よりも、魚を見ている人間の後頭部って感じになる。
お昼を挟んで再入館したり、出口から逸れて順路をもう一巡したりしたが、周回するほど人が増えていく。
(夏休みだし、『しな水』もそんな感じになっていただろうなぁ)

この記事の写真点数が少ないのも同じ理由による。また来たい。平日に。いつか。


湘南モノレール


来るとき江ノ電だったので、帰りは湘南モノレールで。
……というか、現地に来て初めて存在を知った路線である。

湘南江の島駅は、5階建てのビルだ。内部はスカスカ。情報量の足りてない感じが、3DダンジョンRPGを思わせる。

車両をパチリ。この時は気付いてなかった。モノレールの車両の下に当然あるべきものがないことに……。

モノレールの車両の中は、なんというか普通の鉄道車両だ。1, 2本見送って、外見を観察する時間を取るべきだったか。ちょっと後悔。
電車は割と揺れる。まぁ、線路1本しかないしなあ。ただ、以前乗ったことのある多摩モノレールと揺れ方が異なることが気になった。

終着の大船駅にて、衝撃の事実が発覚。線路が……ない!?モノレールなのにレールがない!なんで?
(答えを知りたい人は……自分で乗って確かめよう)

こっちでも、アニメとコラボ。なんか地に足ついてない感じが共通しているというか……。

本当は「島」にも上陸する予定を組んでいたんだけど、水族館だけで時間(というか体力)を使い切ってしまった。あっちを先に回る手もあったのだろうなぁ。
まぁ、そのうちまた行くよね。

2019年7月20日土曜日

渋谷区ふれあい植物センター

板橋、夢の島と植物館を回ってみた後、もっと近場にも似たような施設があったことを知り、行ってみることにした。
JR渋谷駅から歩いていける場所にある屋内植物園、渋谷区ふれあい植物センターだ。

プチ聖地巡礼


センターは渋谷から恵比寿に向かう明治通りからちょっと回ったところにある。
そう言えば、このルートは『BEATLESS』劇中において、今から85年後の2105年にhIE(ロボット)のレイシアがファッションモデルとしてのデビューを果たす場所である。(ep.2)



巡礼の旅だ。かつてイベントが起こった場所ではなく、これから聖地になるところへの。

JR恵比寿駅の駅ビルにある喫茶店でお茶。
劇中では、駅ビルの中の喫茶店で、モデル契約の締結が行われ、そのまま初仕事の打合せに移る。
いくつか、それっぽい店を見かけたけど、割とオープンな座席の小規模な店舗が多く、とても商談に使われそうな店はない。結局、「それっぽさ」より「コーヒーがうまそうな」店を選んでお茶した。
(後から考えたが、ルノアールで良かったような気もする。駅ビルの中じゃないけど)

喫茶店を出て、少々歩くも「なんか違う」。ファッションモデルが歩いて絵になる場所ではない。油っぽい飲食店の店先でポーズを決めるモデルがいるだろうか。
そもそも自分の記憶にある恵比寿の町並みとも異なる。道を間違えたのだ。

スマホの地図を読み直し、進路を修正。見覚えのある場所に出て来た。
最初の目印にと考えていたリキッドルーム。かつてここでは『大槻ケンヂと絶望少女たち』のライブが行われていた。一体何年前だ。

         

リキッドルームは恵比寿駅から比較的広めの道路を通って、明治通りに出たところにあるので、ここがおそらくスタート地点だ。そのまま、渋谷方面に向かう。
間近にお寺がある。そう言えば、『BEATLESS』では、宗教系の建物や事物がほとんど言及されてなかった。まぁ、経済と政治権力と宗教の3点セット全部をまともに扱っていたら、とても収拾がつかない。描写しなくて正解だ。

2105年の明治通りはきれいなオフィスビル街として描写されている。2019年の明治通りには、女性が足を止めたら絵になりそうな花屋もある一方、あまりインスタ映えしない系の建物や、庶民的な飲食店も結構立っている。この辺をどう編集したのか、あるいはどの辺りの地点から撮影を始めたのだろうか。そんなことを考えていたら、目的地に着いてしまった。

ふれあい植物センター


都心の大通りの裏手に存在するだけあって、郊外にある施設に比して二回りも三回りも小さい施設だ。


前述の屋内型植物園と同様、ここも渋谷清掃工場の還元施設であるらしい。ただ、こちらは熱を利用するのではなく、ゴミ焼却熱を利用して発電した電力を利用しているとのこと。

「日本で一番小さな植物園」の中の、日本で一番小さいであろう「大温室」。
先に訪れていた2館が、「あちこち歩き廻って、いろいろ見てよ」というコンセプトだとすれば、こちらは「とにかく座って、植物のある風景を眺めて」というものだ。
温室内のあちこちにテーブルや椅子、ベンチがあり、麦茶のサーバーすらある。




珍しく魚を展示している水槽。見事なものだ。これで外来魚の展示コーナーでさえなければ……。

種などを集めたコーナー。容器など、小物のセレクションのセンスが若い。


ホタルを育てているコーナー。しかし、旬を過ぎていた。

テラスのハーブのコーナー。隣には清掃工場が。


現在の特別展示はカブトムシ。コーナーの中で放し飼いされているのを捕まえてみる。

渋谷へ


ふれあい植物センターの中にはさすがにレストランはないので、再び明治通りから渋谷を目指す。
明治通りからモヤイ像方面に回る巨大な歩道橋。2105年までには更に拡張されて、駅を囲むような巨大な中二階となるはず。作中と違い、まだ工事中なので回り道しながら進む。

ハチ公前。3体のロボットのモデルの合流場所。今はまだハチ公が外国の観光客の注目を集めている。ロボットのモデルはまだ来ていない。

ショーのメイン舞台となるスクランブル交差点。

その後、レイシアは文化通りを昇っていくはず。途中には、強面のルメール少佐も女子高生時代に入り浸っていたに違いない109。

そのまま道なりに進んでいたら、なんか"Boy Meets Pornography"な感じの通りに出た。これはレイシアの演じるイメージと異なる。またしても道を間違えたのだ。

終着となる、東急本店。ここであの「誘拐犯」とだけ呼ばれる、可哀想な男と出会うのである。(ep.2, 3)

一通りの行程を辿り終えたので、これにてプチ聖地巡礼は終了。
最後に、仕事道具へのこだわりも深いであろう、名高き民間軍事会社、HOO(ハンズ・オブ・オペレーション)の基幹部員も足繁く通うことになるであろう、東急ハンズに立ち寄って帰宅。私にとっては、ここもあこがれの聖地の1つだ。
(HOOって、まさか東急資本じゃないだろうな……)