2025年3月12日水曜日

あにぷらまつり

人生3度目の観音崎。

そんなに頻繁には来ないだろう、いいところなんだけどなぁと思っていた観音崎自然博物館。結局、常設展リニューアルがあり、今度はなんかお祭りあるらしいとかあり、もしかしたら他の館、他の可能性を差し置いて来てしまっている。
それにしても、あにぷらまつり……。一体、何プリなんだ。

「はちみつホルモン和牛油うどん」(荒木屋)。同じ三浦半島の葉山町の養蜂園さんのハチミツにホルモンを漬け込んで…みたいな手と時間のかかった品。ハチミツなので年齢制限あり。子供に産まれなくて良かった。

梅こぶ茶[アルコール入り](みさき ルミエール)。梅こぶ茶、あちこちで飲んでいるが、ここのは昆布の味が優位なタイプ。アルコールはキンミヤ。自分は焼酎甲類をあまり買わない人だけど、キンミヤは支持者が多いなぁ。

他にも、からあげから定番のクレープまで、様々なキッチンカーが……って、いうのもあるけど、メインは博物館の中だ。
常設展示室が即売会的な店に埋まっていた。(展示品大丈夫かな)


館内が激混みだったので、写真は遠慮していたのだが、ここだけは撮らせてもらった。
魚屋天然堂さんの、魚のはく製各種(ものにより、1万円前後)。
魚屋天然堂さんは、ここの博物館の展示品も手がけられているそうで、同じ製法で作成したものをここで買える、というわけだ。
そう考えればお買い得なこと間違いない品なんだけど、自宅の収容状況を考えて断念。

で、その自宅の状況に見合う品がこちら。魚のマグネット(+トレー)。

こちらは別の出店者さんが出されていた、魚の頭骨ガチャ。様々な魚の頭骨をスキャンして、3Dプリンタで出力。ガチャサイズにスケールダウンして売っていた。私はアジが好きなので、アジを買った。ほぼ原寸大。

「二次元魚市場 瀞鮪」さんの、寄生虫の薄い本と旬の魚クリアファイル。前者は表紙は美麗なイラストだが、魚の内臓や寄生虫の写真が満載。

「切手のカード SOH」さんの、外国切手しおり。

「日本さかな専門学校 博物学サークル」さんのガチャでゲット。魚のうろこ。

他にも、自分の生活に入ってこないなとは思ったもの、いきものモチーフの革製品、食器、アクセサリー・・・・・・が数々の店に並ぶ。
今、博物館のサイトを見たら、出店30店、飲食8店とかあった。
他にも別会場で各種野外活動系のワークショップ等あり。

毎年、この時期にやってるらしい。ちょっと自分の年中行事にも組み込もうかという気になった。


エントランスに設置された小さな水槽。ダンゴウオは博物館の新しいアイドル。

博物館の傍らのシダ園。季節柄か、吹きさらしになっている場所の問題か、あまり元気ない感じ。


馬堀自然教育園

あにぷらまつりを堪能した後、前から一度行ってみたいと思っていた場所へ。


馬堀自然教育園。横須賀市自然・人文博物館の分園だ。
スタッフに問われて、都内から来たと答えたら驚かれた。下手すると横須賀市民でも知らない人が多い場所かもしれない。

かなり秘境感ある。自然教育園と言えば、港区にある国立科学博物館の自然教育園が有名だが、こちらは向こうより敷地が小さくて高低差が激しい感じ。見晴らしがある場所がないでもないのだが、どちらかというと没入感が大きい。

旧軍の砲兵学校だったり、弾薬庫だったりした場所を譲り受けたものらしい。

神社跡があったり、古井戸があったり。

種類もよくわからないシダ植物やコケ類の写真を撮ってみる。こっちのシダ植物は木々に日照と風を遮られているからだろうか、みずみずしい。
そう言えば「あにぷらまつり」、animal & plantまつりだったのに、海洋生物ばかりで植物系の出店を見かけなかったな……。

マクロレンズで拡大写真。表から裏から。

ザリガニつりができるらしい。アメリカザリガニが(まだ)池にいればって話のようだけど。

6月あたりにはホタルが見れるらしい。
観音崎自然博物館とハシゴするのに、いい場所だと思った。

2025年3月2日日曜日

善福寺川

何か変な色のスズメがいた川、その続き。


さて、二匹目のスズメは・・・いなかった。

気を取り直して、下流方向に歩きだす。コガモに、オナガガモ。前回以上に鳥の数が多いカモ。

セキレイも。ハクセキレイにセグロセキレイ。実際にはキセキレイも見たのだが、写真を撮る前に去られてしまった。

メジロにムクドリ、ヒドリガモ。オンパレード感ある。

善福寺川は透明度高いので、首を伸ばしてエサを探すようすが見える。

歩いて行くうちに、河川工事のための通行止め箇所が。で、ここまでが前回と同じルート。

河川工事の範囲は広く、善福寺川緑地の中まで続く。

その善福寺川緑地/和田堀公園。善福寺川の両岸一帯が公園になっている。川両岸の遊歩道が一気に広がった感じで相当歩きやすい。

シジュウカラ。都内にも相当たくさん住んでいて、見かける機会も少なくないのだが、一カ所に留まることが少なく、まともに写真に撮れたためしがない。

食事できるところあった。「お食事とつり堀 武蔵野園」。いかにも公園の敷地内っぽいのに、園内マップに載っていない。不思議。そういう店が他にもう1カ所ある。

お店のメニューは、いかにも「お食事とつり堀」って感じだ。こういう店で食べる時、なんとなく「カツカレーとビール」を選んでしまう。
食べ終わった後に、貼られているポスターに目がとまる。「東京・大森発祥」?そんな会社があったのか。
調べてみたら、大森は大森でもだいぶ蒲田寄りの大森だった。しかも意外に近所だ。

カワウ、アオサギ。何度も撮ってきた鳥ではあるのだが、メモ代わりに撮る癖が付いている。「ここで、この鳥を見かけた」というのが残したい情報だ。

大宮遺跡と大宮八幡宮。八幡なので、祭神も八幡神(応仁天皇)。ただし、この場所は弥生時代には偉い人のお墓だったそうで。

野球のグラウンドの下は和田堀第六号調節池。第六号、結構数あるな。

杉並区立郷土博物館。どこの区にもある、区立の郷土博物館は、どこにでもある展示をやってそうなのだが、横並びで見てみると各地各区の差が浮き出てくるので、近くに行った時はなるべく立ち寄るようにしている。
近現代の開発は鉄道と切っても切れないので、俄然、「ウチの区を走る電車」にスポットがあたるよね。
あと、用水路と川の情報。

杉並区の食卓。私の目から見ても野菜が少ない。そして昭和時代の茶の間に欠かせない、各地土産物のコレクションケース。

和田堀公園調節池。水と親しめる公園になる予定。供用前だが、コガモが既に訪れている。

これは、……像のデザインが悪いんだろうなぁ。

善福寺川取水施設。取水する目的が分からなかったが、説明があった。氾濫対策の地下調節池への取水だ。

コサギ。空を飛べる彼らは、河川氾濫の可能性などお構いなしだ。

善福寺川取水施設の向こうは、もう環状七号線。
大森、確かにこの道路で大田区に帰れるんだろうけど。
JR大森駅 or 京急平和島駅まで15kmくらいかなぁ。

環七を抜けたら風景が激変!生き物どころではない・・・・・・そんなことも無く、カモが泳いでいる。

奇妙な形の建物を発見。何者だろうと回ってみたら、東京都下水道局の和田ポンプ施設だった。勘が働くようになってきたなぁ。

あ、何か見たことのある感じの風景。神田川との合流地点、そろそろかもな。

……と思っているうちに、通り過ぎてしまっていた。引き返してパチリ。

水流を見誤ったのか、眼下を流されていくカモ。帰路を間違えないといいのだけど。

神田川ほどトピックはないけど、石神井川よりは流れから離れることなく歩くことが出来た。善福寺公園は何度か行ってみてもいいなぁ。