2015年1月18日日曜日

モンスターハンター 第二期

モンハン、楽しいけれどG級相手ばかりだと辛くて辛くて。たまに、下位のモンスターに普段使用しない武器で挑んでみたりするんだけれど。
その他に上手なプレイヤーのプレイ動画を見るってこともやってる。手際がいい人の作業を見て「とても、こんなことはできない」と不器用な自分を慰める。そんな感じ。

ちょっと前に評判になったこのプレイヤー、最近復活したらしい。
http://ch.nicovideo.jp/aldnoahzero

彼のプレイについて、一部で「チートを使用しているのでは」などとの疑いの声もあるようだ。しかし、彼自身はまっとうで、かつ確立した方法論を持っているプレイヤーだと私は思う。彼はきちんと自分の行っている分析と準備を説明しながらプレイしており、言わばタネと仕掛けを公開した上で、衆人環視の中、堂々とハンティングを行っているのだ。

とは言え、やはりプレイ動画ならではの不自然さは残る。

まず、モンスターの攻撃方法を見切るアプローチが消去法中心であること。「考えられる全ての可能性を除去して最後に残ったものが……」というのは本格ミステリの常道ではある。が、神ならぬ我々人間の想像力には限界があり、マークシート式の試験における‘あり得ない選択肢を除外したら、全部消えてしまった’問題とか、‘実は設問に不備があり、正解が無かった’問題とかがあり得る。初見のモンスターであれば、なおさら‘色々試して結局、全部駄目’ということもあったはずだが、それではプレイ動画にならないだろう。しかし、そういう要素を動画から完全に排除してしまえば、提示される説明はなんとなく後付けっぽく聞こえてしまう。

また、これも皆の手本として用いられるプレイ動画ならではの不自然さではあるが、彼は凡ミスというものを全くしない。機械のような正確さとは言うが、機械だって様々な調整を経て、初めて正しく動くもの。この例えで言えば、彼は最初から調整済みの完成品であるかのように見える。

しかし、これらの不自然さは、動画として公開する以上、仕方が無い性格のものであると思う。彼の、一分の隙も無いハンティングの陰には、クエスト失敗して退場していく多くのハンターがいるのだ。我々は、たまたま打率100%のラッキーボーイのプレイを見ているだけなのだ。
いや、もしかしたら、カメラの回っていないところで、実は彼自身もいろいろと失敗していて、最終回のエンディングや映像特典などでは、NG集の公開が企画されているのかもしれない。

モンスターについては、第一期含め、今作は豊作と言える。火を吐いたり、物を投げつけてきたり、凍らせてみたりと、それぞれが特徴的なキャラクターと行動パターンを持っているし、基本の戦術を変更してくることがないので、対処法が分かってしまえば、運任せになることもない。良モンス揃いだ。こちらの戦術に対応してきたり、また、攻撃方法が分かっていても対応できない、いわゆるクソモンスが今作にはいない。

もっとも、最近になって、特定の条件を満たしたプレイヤーを付け狙うモンスターが乱入……というのが追加要素としてでてきたようだ。
スレインは鎧武における、ミッチになっていくのだろうか。それは確かに虚淵モノで女性に振られた男の既定路線ではあるのだが……。

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