目的
1. 好奇心このアラハバキという神様、とにかく信頼できる資料が乏しいらしくて、いろんな人がいろんな説を唱えてどれも検証できていない状況であるらしい。[1]
とは言え、それぞれの神社の地元の人はありがたい御利益を期待し、お参りもしているわけで。出自不明の神様が神話の中での位置付けも不明確なまま、神社という既存宗教の枠の中に入り込んでしまう、というのが面白く思われた。
2. 御礼
魔を祓う破魔系の魔法と、敵を呪い殺す呪殺系の魔法、攻略中の突然死をもたらすこれら両方を無効化してくれる国津神アラハバキ。いつも御守り代わりに連れ歩いていた。(ゲームの中の話ですよ)
機会があればお礼を述べたいと思うメガテンファンは多いはず。
3. お願い
初詣の節ではあるが、とりたてて新年の目標とかないし。神様にお願いしたいことはあっても、何がどうなれば願いが叶ったことになるのか、具体的な段取りや指標も無いので、なかなかお願いしづらいと思っていた。
自分でもよく分からないお願いは、正体不明の神様にするべきだろう。そう思い立った。
場所
宮城県多賀城市。表の神様を100柱以上一緒にまとめて祭っている、陸奥総社宮の近所にある。なんという皮肉。観光客向けの説明書きみたいなものもあったけど、一般のご家庭の庭の中みたいなので、騒がしくならないように参拝。ここでは、足腰の神様、病を断ち切る神様とされていて、以前の参拝者が残していった奉納物があった。FFシリーズのエルメスのくつ……的なスポーツ用品とか、キルラキルの裁ち斬りバサミ……を模した裁縫用具、文具とかが多かった。
入り口 |
鳥居 |
[1]: 自分が面白い(≠正しい)と思ってるのは、蝦夷の神を朝廷側が「蝦夷をもって蝦夷を制す」考え方から祭ったという説。「相手の一番の頼みと仲良くなってしまえ」「近所のワルい奴はだいたい友達」的なヤンキー気質がかいま見える。
大宮の氷川神社にもいらっしゃいますよ
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