最後に行ったのは、10年以上前。お隣のプラネタリウム「満天」に行ったついでみたいな感覚だったと思う。
最初に訪れたのもここだったし、遠足で行った松島水族館と並んで、私にとって「水族館」のイメージの源である場所だ。
プチ聖地巡礼
都内の水族館も結構回ったし、もうそろそろ再訪しようか。
そんな感じで、日付未確定の予定にだけは入れた状態であった。
一方、アニメの配信サービスで、なつかしい過去作を見つけては再視聴する平日。
『パパのいうことを聞きなさい!』なつかしい。
第9話「ちょっとマイウェイ」なつかしい。主人公のアパートに移り住んだ三姉妹の次女、美羽ちゃんが主人公の友人である仁村とデートする話だ。
美羽ちゃんは、モデルのような容姿と、しっかり者でもある、半ば完成された美少女として描かれた女の子だ。(とはいえ小学生なので、さすがにヒロインではない)
デートの場所としてチョイスされたのが、ちょうどこのサンシャイン水族館。このアニメ、2012年の放映だが……。
「こんなオサレスポットだったっけ?」
記憶にある、華やかさはあるものの、教育施設感も残っていたいかにも水族館っぽさはない。そもそも、デートの場所が水族館であったことすら記憶の外だったが。
10年前、最後に一人で訪れたときには、来館者もそれなりで(平日だったかもしれない)、施設の外側にパートのオバチャンが一人でやってる軽食コーナーに、客が自分一人でソフトドリンクとフライドポテト……といった割ともったいない感じの「施設」だったんだが……。
現場百遍
エレベータを降りて最初に目にする光景。むかし、ここに軽食コーナーがあったのだ……。
最初の水槽では、魚へのフィーディングではなく、水槽の清掃が行われていた。これを見せるのは割と珍しいのではないか。
お兄さん、こっちにペットボトルが落ちてるよ。(きっと、こころない客が放り込んでいったのであろう)
観客の80%は色とりどりの熱帯魚に夢中で、手前のチンアナゴに気がつかない。
個人的に、一番見応えのある展示はシンプルにデカいこの水槽。
裏側の控え室には、休憩中の魚が。
アニメにも出ていたマンボウはお亡くなりになっていた。代役を無茶振りされたエイはふて寝。
現地に行ってみて、記憶と一番違っていたのは、照明だと思う。
控えめで、冷たさもある、言わばコントロールされた暗さがあった。昔はもっと無造作な明るさだった(気がする)。
奥の方にイグアナが。見つけるのに10分くらい探したような。
(株)サンシャインエンタプライズのこういうセンスには未だに慣れない。
屋外にもいきものがたくさんいるよ!
ペンギンたちが横一列に並んでいるのはミストを浴びるためです。
その一方、ペリカンたちは割とシラケ気味。
食い入るようにお魚の水槽を見るペリカン。これから始まるショーを心待ちにしているのだ。
働き方改革~。
アニメに出てきた水族館のロゴは、現在使われているものと同様のものだった。
帰宅後に調べたら、(私が最後に訪れた後)2011年にリニューアルが行われ、その直後の水族館が取材されてアニメの映像になっていたのだ。
行ってみるものだ。
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