2006年5月5日金曜日

お言葉を返すようですが、旦那様大閣下…

 「『ガンダムSeeD』と同じやり方で『銀英伝』も作り直してみたらウケんじゃね?」

 良識あるアニメファンのみんな、ごめんなさい。
 私は『ガラスの艦隊』(リンク切れ)を観るのが楽しくて楽しくて仕方がありません。

 第一話を観た時は、確かに私は途方に暮れた。
 一隻しかないのになぜ『ガラスの艦隊』なのか、などとツッコむことさえ空しいことに感じられた。
 どのような視聴者に、いったい何を見せようというのか。

 その謎を解くヒントは旦那様大閣下(ジョンフォール伯爵)と美少女軍団の情報を求めて公式サイトを訪れた際に与えられた。

 人物相関図(リンク切れ)

 これは見事な人物相関図だ。全ての人間関係がクレオ、ヴェッティ、ミシェルの3人に集約されている。というか、この3人の頭を越えた人間関係が全く存在しない。他のキャラクターは3人のうち1人にしか繋がっておらず(浮気や別勢力への鞍替えのようなドラマ的要素の発生に必要な)横断的なコネクションがないのだ。
 この相関図をそのまま受け入れるのならば、物事を判断し、物語を進めるための決断を下す事が出来るキャラは3人しかいない。

 つまり、この物語に登場するのは…
  クレオとその背景
  ヴェッティとその背景
  ミシェルとその背景
 …であるわけだ。背景である事をやめるには上から垂らされている糸を断ち切り、物語から退場する他はない。天の助けでもない限りは。


 この続きは気が向いたときに。

0 件のコメント:

コメントを投稿