2020年7月18日土曜日

しながわ水族館

半年ぶりくらいで、しながわ水族館に行ってみた。

自分の感覚としては、もう少し頻繁に来ていたつもりだったのだけど。コロナ禍のもとで、2,3ヶ月記憶が飛んでいるようだ。
近隣に新しい水族館ができて最初の週末であること、雨で皆が公園に行こうという雰囲気でないことを期待し、三密回避をもくろんだ。

入ってすぐ、東京湾を模した水槽の片隅に置かれたアマビエ様。(昨今の状況で、様をつけずにその名をお呼びすることができようか?)

皆が触ること前提の物は取り外されていた。中央には展示生物に関するノート、左上には潮の満ち引きを再現する仕掛けの起動スイッチがあったのだが。

単にそれっぽいものを取り外してお終いという横着さは全くなく、普段はみかけないほど多数のスタッフが、絶えず館内を巡回しては水槽などを清掃していく。人出が平日並みだったこともあり、「かろうじて、まだ客の数が多い」くらいだ。

休業期間になってしまった時期に予定されていた企画のなごり。
本当は、しながわ水族館に「沼津」がやってくる予定だったのだ。代わりに、メインを張る予定だった絵描きさんの絵が「ぬり絵」として配布され、応募作品が展示されていた。

記念水槽も設けられていた。展示されているのが深海生物だからか、水槽の中は暗め。

いつもは三密の代名詞だった、トンネル水槽も本日は人間がまばら。思わず3周してしまった。換気のために、普段開けられない扉が開いていて、アクセスが良くなっていたのだ。(人の流れを整理するために、普段は閉じられている)
で、そのトンネルの目前のスペースで展示されていた、サメの卵と稚魚。それでもサメか!と怒りたくなるほどの小ささ。

品川区は龍馬推し。(で、大田区は勝海舟)……という縁があってか、高知県に新しく開館するという「足摺海洋館」のご紹介コーナー。


アザラシ館の上から、しながわ区民公園の人工湖「勝浦の海」を。何年もかけてきた再整備も、だいぶ進んできたようだ。

来る度に気になる、ペンギン情報。前回撮った2019/12月からの変化は確認できず。新しい家族も増えたし、もうそろそろ変化が起こるはずだ。

熱帯雨林コーナー。中央に真っ黒なコウモリが吊り下げられていることが分かるだろうか。私は今日初めて彼の存在に気付いた。

カワテブクロの水槽で、なぜか異常発生していたタツノオトシゴ。

地下の「イルカの窓」から、イルカ・アシカスタジアムの水槽を。前回来た、2019年12月には、まだイルカの赤ちゃんが生まれたばかりで(母親を刺激しないよう)人間が掃除を控えていたため、水が濁っていた。今では、こんなにきれいな水に。
イルカショーは中止しており、彼らに喝采を送る人間共は姿を見せないが、彼らはどこ吹く風。……という風にも見える。(すみだ水族館のチンアナゴ企画の例もあるから、まったく影響がないとも断言できず。)

距離的な近さもあいまって、区民じゃないのに申し訳ないが、とにかく落ち着く場所だ。休みの度にというわけにもいかないが、もう少し頻度を上げたい。
あ、そうそう。ショップの商品が、もう少し実用品に寄って、リピ買いできるものが増えるとうれしい。

3 件のコメント:

  1. 悔しいくらい楽しそう( ´艸`)ムププ

    返信削除
  2. 何度も来てるんで、変化したところに目が行ってしまうのです。通勤圏に「うみの杜」クラスの水族館があるのはとてもありがたい。
    水槽は「うみの杜」より多いけど、1つ1つは小さめ。ショップ、レストランなどは、後発らしく「うみの杜」の方が充実してたかな。

    次、旅行に行けるようになるのはいつのことになるか不明ですが、沼津や鴨川の他、「もぐらんぴあ」あたりにも興味がわいています。

    返信削除
  3. 前に久慈に行った時は、「もぐらんぴあ」出来る前だったから、行きたいね!

    沼津は深海好きにとっては聖地だから、絶対行く!!

    返信削除