イメージとしては人工島であり、数々のアトラクションがあり、イルカが売りの八景島シーパラダイス
— あんよ (@morinatsu) February 12, 2022
誰にも聞こえない小声で言ったつもりだったが、考えることは皆同じなようで。
『ジョジョ』コラボ企画が進行していた。やってなければ怒られる類の政治案件だ。
数々の野望の起点となるのが、横浜市の公園である人工島、八景島。
八景島自体への上陸は無料なのだが、新型コロナ下ではシーパラのスタッフによる検疫が行われている。
前述したとおり、公園自体は無料で立ち入れる、横浜市民の憩いの場だ。それでも放送設備からは若干控えめに番組のOPやBGMが流れてくる。
今回のコラボ企画で一番、目に見えて奇妙になっていたのは「ドルフィン ファンタジー」だろう。
水槽上方は開放されていて、陽の光が差し込む。トンエル水槽に太陽光を入れると藻が繁殖しやすくて掃除が大変、みたいな話も聞くけど。
さて「うみファーム」。
釣り竿とバケツ、釣り餌を受け取って、生け簀に入る。アジとタイで別れているらしい。先日サイトを見たときは、「アジは不漁で休止中」とあったので、つい最近状況が変わったようだ。
文字で書くと手慣れた感じになるのは、細部が省略されているからだ。
実際には、スマホで写真を撮る余裕すらない。私は今、釣り針という刃物を扱っているのだ。作業安全。現場猫。
釣り糸を生け簀に垂らす。魚が寄ってきて、エサを食べる。
釣り糸を生け簀に垂らす。魚が寄ってきて、エサを食べる。
……。
ループの3回めくらいで、違和感に気付く。
これは、ちょっと変わった『餌やり体験』なのでは。
……それはそれで楽しいからいい。のだが、この施設は釣った魚に対して調理料込みのお金を払う仕組み。魚を全く釣らないで入場料だけ払って帰るとか、わざわざ狙ってやってたら営業妨害だし、他の釣り客がいる隣で魚にエサをただ配る中年男性がいたら迷惑かもしれない。
最初に解決すべき課題が見えてきたところで、考え込んでいる私を見かねたのか、スタッフが声をかけてくれたので、エサの付け方のコツがないものか質問してみた。
最初の課題が解決したら、次の問題が発生。……することもなく、早速アジが釣れてしまった。しかも、2匹め、3匹め、と特に何事も無く釣れてしまった。
見れば、先ほどのスタッフが生け簀にエサをまいている。客の釣りを手助けするために、魚の食欲をコントロールしているのだろうか。
昔、中国のおじいちゃんが「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」と言ったという。シーパラではスタッフのお姉さんが釣り方を教えてくれる。
「命だけではない……。その魂までもいただくッ!!(無理)」
もともと少なめに食べる予定ではあったが、アジの可食部って、想像以上に少ないな。まいばすけっとのアジの南蛮漬けのアジが小さいと思ってたが、そもそもの魚体はこれだけあったのかもしれない。感謝して食べなければ。
水槽の大きさは幅10cm×高さ20cm×奥行き20cmか、それより若干小さめ?それがギッシリと並べられて、それぞれに別種の生きものが入っている。
アクアマリンふくしまのアイスボックス展示を思わせる密度がある展示だ。(実際、アクアマリンふくしまから融通されてきた生きものもいるようだ)
混雑していると、展示をていねいに見ようという気分が遠のき、心は外周へ。
ちなみに、この全く意味不明な写真を撮ったのは、使われていない真ん中の池……水が汚れたまま放置されているような……が気になったからである。池の水を抜いたら、何か出そう。
メインの水族館の外にもいろいろ気になるスポットがあって、早くも「次はいつ行こうか」という気分になっている。
八景島は広い。
ウテナが20年前・・・
返信削除アクシズが地球に落ちてから、そろそろ35年…….。
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