2024年10月16日水曜日

石神井川 (5)

都営三田線 本蓮沼駅。

中山道を東に進み、志村警察署 清水町交番のある場所から左の脇道。こっちが旧中山道。

ここは私が人類を滅亡させた後、プロジェクトの完遂を宣言する場所の候補地である。
縁切榎。カップルで来ていた参拝客がいた。なんで?

中山道 板橋宿 板橋。ここから再スタート。

東京ではミツバチはとても厚遇されているが、ここまでの扱いはあまり見かけない。

東京都水道局 板橋第二給水所の敷地の奥にある加賀二丁目公園。人間より、虫や鳥向けの公園と言っていいくらいの整備状況。

水面の構造物が水流に緩急をつけている。写真右側の低くなったところは親水公園。水辺の生き物大歓迎の気持ちが溢れている。

唐突に南極の石が登場。今は立川にある極地研が、昔はこの辺りにあったらしい。

知らない鳥。Google先生はゴイサギと言っていたが果たして。

目の見えない人にだけ読める説明板。(もちろん違う。私が点字を読めないだけだ)

埼京線を境に、板橋区から北区に入る。
音無もみじ緑地。親水公園の中に、さらに水場を設けているところは初めて見た気がする。

同じく北区の音無さくら緑地。初心者用(?)の吊り橋がある。
板橋区の氷川つり堀公園から、北区にかけて、護岸整備前の旧流路を活かしたと思われる立地の公園や緑地が連なっていて、寄り道が楽しい。

そんなこんなしているうちに、飛鳥山に着いてしまった。おなじみ城北信用金庫。

飛鳥山博物館。カフェ&ミュージアムショップを備えた、一クラス上の郷土博物館って感じだ。飛鳥山公園の中という好立地からか、来館者もその辺の郷土博物館と1桁違う。ズルい。

飛鳥山公園内の電車見スポット、展望ひろば。京浜東北線は…私は別にいいかな。蒲田に車両基地あるし。と、その日は思ったのだけど、他にも色々通る場所だったらしい。

アスカルゴ(スロープカー)と都電荒川線(王子~飛鳥山の路面電車区間)をわざわざ使って、石神井川に戻る。本流は飛鳥山の下を流れるが、小さい流れを引き込む仕掛けがある。流量を安定させるためか、なんか凝った造りになっていたので、ここの構造は別の機会に見に来たい。

引き込んだ水の行き先は、音無親水公園だ。間の悪いことに、ちょうど閉園時間だった。入口を閉める管理のお爺さんの後をつけ回すように、公園の中を覗き込む。

親水公園の中を通った水が本流と合流するところ、と思われる。
元の本流とも水量が全然違っているように見える。飛鳥山公園の下で何があったのか。

ここまで来ると、もう遊歩道もなく、川沿いを歩くことはできなくなっている。ところどころに架けられた橋の上から流れを追うだけ。

隅田川沿いを歩いていたときには建設中だった、王子第二ポンプ所。立派な姿になって…。

味も素っ気も無い感じだが、ここで隅田川と合流。周囲は工場、倉庫、公共施設、それらでなければ高層住宅、みたいな感じ。正面に見えるのは東京都下水道局みやぎ水再生センター。

隅田川の川岸で、合流点の下流にあたる場所へ。一番近そうな場所を選んだのに、10分ほど歩いた。下流に見えるアーチ橋は小台橋で、その手前にはあらかわ遊園があるという場所だ。

途中途中で、面白いスポットはあるのだけど、最後の合流点に何か橋とか、ランドマーク的な何がほしかったような。いや、需要がどれだけあるか分からないけど。

2024年10月14日月曜日

石神井川 (4)

都営大江戸線は小さい。

なんの準備も無く、適当に取った車両の写真。ボケボケである。これでは大江戸線の小ささが伝わらない。

大江戸線の車両の小ささを伝えるのに良いと思った部分、吊り広告の比較。左が浅草線、右が大江戸線である。

大江戸線の吊り広告を真横から撮った写真。吊り広告を吊ることが出来ていない、車高が低いからだ。リニアモーター採用で、駆動系が小さくなった大江戸線だが、それに伴い、旅客が乗る部分まで小さくされてしまった。なんで? Why Japanese trains!?

大江戸線 豊島園駅。西武の駅は、ハリポタ装飾で飾られているが、こちらは素っ気ない。

用があるのは、もちろんハリポタ城と化した豊島園ではなく、そこから伸びる石神井川である。春には花も咲いてたかもしれないが、夏の終わりの今はこんな感じ。

ゴールである、隅田川との合流点までは10kmあまり。頑張れば歩ききれる距離だが。

遊歩道は整備されているものの、いつもなら立ち寄るような公園や博物館みたいな施設は見当たらず。

仕方がないから地衣類やコケみたいなものを撮る。「みたいなもの」を撮っているというのは、知識が無く、両者の判別がおぼろで、自分が撮っているものの正体がわからないからだ。

そう、だいたいこんな感じで写真を撮っている。
(写真は国立科学博物館附属 自然教育園 企画展の展示物。被写体はプロの研究者と思われる)

水鳥もなんとか見つける。カルガモとかコサギとか。

練馬区立高稲荷公園の一角にある?高稲荷神社。
狛狐には、ご近所の方がかけたのだろうか、雨よけと思われる布。お子さんもいらっしゃった。

別の一角には庚申塔。庚申待の成就を記念して建てられた、つまり過去に開催されたイベントの名残であるこれに、今でもお供えがされている意味はよくわからない。

Google Mapで見つけた「栗原遺跡」という場所に行ってみたら、竪穴式住居が1軒。ちょっと味気ない感じ。周辺の木々と併せてビュースポットらしいけど、檻に閉じ込められてるし…。

この辺、まだまだ水害あるいはその懸念があるらしく、調整池が建設中。土嚢みたいなものに草木が生えている景観には味を感じるけど、さすがに意図してのものではなさそう。

自動車の通行を阻むかのような造りの橋に、狭いのに中央分離帯のある道路。実際に車両通行禁止の表示もあった。「おっ、暗渠が!?」
後に調べたら「エンガ堀」という旧河川の跡らしい。その川は今も下水道の「向原幹線」として流れ続けている。

キノコの写真。3枚。自分としては3枚目のキノコが今まで見たこと無い感じ。

川沿い、あるいは住宅街に突如現われるコンテナ。NICT(情報通信研究機構)のものらしいが、何を意図したものかは不明。

板橋区立氷川つり堀公園。釣り堀の水は、都営三田線のトンネル内に湧き出た水から供給されているらしい。

板橋に着いた。石神井川と中山道とが交わる、板橋宿の中心地。本日ここまで。