2006年6月3日土曜日

メタルマクベス

 もう一週間以上経っちゃってるけど。平日、休暇を取って観てきた。

 劇団☆新感線『メタルマクベス』
 http://www.dipps.co.jp/stage/metalmacbeth/(リンク切れ)

 名前の通り、内容はヘビメタ+シェークスピア。
 2206年の未来、レスポール王(=ダンカン。上條恒彦)率いるESP軍の将軍ランダムスター(=マクベス。内野聖陽)が主人公である。ちなみにマクベス夫人にあたるランダムスター夫人は松たか子。

 音楽もほぼ全曲ヘビメタ。特にオープニングにあたる『炎の報告』は、兵士が戦況報告をシャウトし、それをレスポール王が朗々たる歌声で受けるといった構成の曲で、非常にハッタリが効いていて圧巻であった。購入したサントラCDは一週間くらいリピートして聴いた。

  原作:ウィリアム・シェークスピア
  翻訳:松岡和子
  脚色:宮藤官九郎
  演出:いのうえひでのり

 シェークスピアとクドカン脚色との間に翻訳者である松岡和子氏が挟まっているのがポイントだったりする。ちくま文庫のマクベス(松岡和子訳)を読みつつ、サントラを聞いていると収録曲の歌詞が松岡訳をなぞっているのが分かって楽しい。

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