2019年3月14日木曜日

足立区生物園

普段足を伸ばす水族館とはちょっと毛色の違う施設。

東武スカイツリーライン・竹ノ塚駅から西に行った、元渕江公園の中にある。

正面入口。「生物園」直球ド真ん中。

館内に入って真っ正面。ひときわ目をひく大水槽。足立区沿岸の海底を模した……とかでなく、泳いでいるのは金魚。足立区は金魚の飼育が盛んだったらしい。

館内の展示は、無脊椎動物、魚類、両生類から、は虫類に哺乳類と多岐に渡る。
は虫類代表の一匹は、一部コンピュータ技術者から信仰されている神の使い、ニシキヘビ(Python)。

動物たちの一部は……時間帯に寄るのかもしれないが、意外に機敏に動く。
多追えば、自分のイメージの4倍速くらいで移動するゾウガメ。


オオグソクムシの曲芸。


カブトガニ。あちこちで展示されてるけど、腹側を見せてくれる活発なのは初めて見た。


この「生物園」の、メインコンテンツたる大温室。外から見えるガラス張りの大部屋だ。熱帯風の室温と植物で一面満たされた室内に、放し飼いされている多数の蝶・蝶・蝶!



田舎県田舎町の生まれ育ちなんで、今さら、蝶なんて珍しくもなんともないはずなのだが、いざ、観察の対象として示されてみると、グッと来るものがある。何しろ展示物は蝶界のサラブレット、エリート中のエリート。それこそ蝶よ花よと育てられてきた奴らだ。
羽ばたきと滑空を繰り返しながら、地球の重力を無視し続けるその姿。


屋外には宇宙が広がっている。その証拠の宇宙ザクラ。



加えて、オーストラリアとも地続きであるようだ。カンガルー等いろいろいたけど、とりあえず鳥。


宇宙ザクラが外に展示されている一方、館内の秘密の場所には、宇宙メダカが。宇宙メダカは郡山でも見かけたような。


区立の施設だ。地元足立区に棲息している生物の展示コーナーもしっかりある。



これだけ、見るところがあって、入館料はたったの\300。
大きな施設ではないので、中にレストランはない。
が、小規模ながらもミュージアムショップがあり、オリジナルのグッズなども売られている。地元の店による名入りの菓子類だ。その辺りは、さすが区の施設って感じがする。
何種類かあったが、「生物園」の名入りのせんべいと、生物園の生き物の缶バッジを買った。


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