2024年7月7日日曜日

千葉市動物公園ふたたび

東武動物公園の楽しさの余韻が消える前に、千葉市動物公園にも再び行ってみる。


前回見送った大池を先に回ろうかとも思ったが、レストランの席に余裕がありそうだったので、先に「市民の義務」を飲む。ここで言う市民は千葉市民ではなく《citizen》である。

この園に来るきっかけになった生き物であり、一番の目当てでもあるハシビロコウ。個体にもよるのだろうが、動かない鳥というほど動かないわけでもない。

羽づくろい中。ハシビロコウのクチバシの裏を見た。

海獣やペンギンのエリアに掲示されていた研究発表ポスター。生体の研究は、多くの動物園で行われているのだろうが、この園は掲示にも熱心だ。しかし、何故この場所に?

ヘビクイワシ。もっと手前まで来てくれれば、その美しさを堪能できるのだが。(とはいえ近すぎると、ピントを外して檻をぼかす、こういう写真は撮りにくい)

へんじがない。ただのしかばねのようなライオン。国民の前を行進していた前回は、やはり国王にとって特別な日だったのだろう。

梅雨入り直後だが、真夏の暑さだ。チーターたちも涼しい場所を求めてエリア内をウロウロ。

展示場に出たものの、とくにやることもなく、困った顔のハイエナ。「ハイエナ地位向上委員会」が活動開始してしばらくたつが、それでも「ハイエナ?…あぁ、あの悪い奴」とか言われてしまっていた。(なんて失礼な客…)

やたら透明度の高い鳥が、なぜかモンキーエリア内で買われていた。カンムリバト。

廃止されていた施設もあった。前回遠慮した「子ども動物園」は別のコンセプトのエリアに転用されるようだ。ふれあい、エサやり系のイベントは別のエリアに移動している。
動物科学館は廃止ではなくリニューアル工事中。研究発表ポスターの掲示場所が移動していたのは、これが理由だった。館内のハシビロコウのはく製の無事を願わずにはいられない。

前回見た時は、戦国武将が群雄割拠していた中央広場。国盗り合戦はレッサーパンダの勝利で終わったようだ。

今度こそと、大池にも行ってみた。水鳥の観察をするための場所がある。季節か時間か、実際に姿を見ることはできなかった。動物園内には水鳥コーナーがあったので、営業時間はそちらに出勤するルールなのかもしれない。

あくまで動物公園の一部、ということなのだろう。大池周辺の樹に掛けられた説明書きは動物園目線。これ、他の動物園でもやってほしい。園内の木々との付き合い方も、園それぞれだろうし。

ハスのお茶とオレンジマンゴーティー。飲食物はバラエティに富んでいて、お金の使い道に困らない。ショップも一般的な動物園仕様のお土産から、チャリティ商品、地場産業絡み、園のオリジナルグッズ…と選択肢が多い。

職場へのお土産、やっぱり買っておけば良かったかなぁ、でも引き返すのは面倒…と思ったところで出口ゲートに最後の売店。かゆいところに手が届く。
10年くらい前から始まった、リスタート構想の恩恵と想像するが、また来たい場所だ。

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