2025年1月5日日曜日

アクアマリンふくしま 再び

人生2回目のアクアマリンふくしま。

今回の旅の目的は、まずこれ。

館内で営業している「寿司処 潮目の海」である。
同館の一番の見どころとされている、「潮目の海」水槽を見ながら寿司を食べられる。最初に来たときは存在を知りながら、館内のどこにあるか気づかないまま終わってしまったのだ。
年末の休みで初めて来た観覧者が多かったのだろうか。体感の認知度はいまいちで、背後から聞こえた声は「水族館で寿司食ってる!」「こんなところに寿司屋?」みたいなのが多かった。行列が長いだろうとか、あるいは地元の人は既に卒業していて近隣のショッピングモール等に食べに行くのだろうとか、事前に予想していたのだけど。

そしてこれ。サンマ。水槽がものすごく暗くて、写真が撮りにくい。ただでさえ、飼育が難しい魚なのに、映えの対極にある。素通りしていく人が多かった。
品川区の水族館、リニューアルの際には「目黒のサンマ」水槽が欲しかったけど、お客さんからは微妙な反応が返ってきそうだ。
ここはNHK「ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪」でも取り上げられたくらいの技術が詰まった水槽なんだけど。

展示施設としては唯一(世界で。念のため)。当然、繁殖賞もこの館のものだ。

たぶん、一番好きな展示。魚のある食卓。5年前に撮った写真と比べたが、違いが判らなかった。

震災後から続いている放射線測定。震災前あるいは測定限界以下の状態が続いて久しいので、研究テーマとしてのうまみはほぼなくなってしまっているようだ。その一方で大学と連携して河川内の微量な放射性物質の計測を行って、長期にわたる変化を調べる別の研究が始まっていた。
他に、「(最近流行りの)プラスチック」と「ウナギ」が展示テーマに上がっていた。

ここの盆栽も長いなぁ。

新規の水族館に行くたびに、「ここでもやってないか」と探すくらいに気に入っているアイスボックス展示。人気のオオグチボヤもチェック。

漁獲量見合いで食材を選ぶレストランも健在。

アクアマリンふくしま、無茶苦茶広い。3時間くらい滞在したはずだが、見れたのは全体の3割くらいではないだろうか。特に最初の「海・生命の進化」コーナーは、入館したばかりの集中力で皆がかぶりつくので列が全然進まず、あきらめてしまった。
今回は見たいものを絞っており、とりあえず目的だけは果たした感じだが、本当は一週間くらい通い、アクアマリンふくしまに「いない」魚を挙げられるくらいになりたいものだ。

2 件のコメント:

  1. 今度は潮目も見てみたいよね~

    返信削除
    返信
    1. 一点だけ残念なことがあって、「エサやり体験」で、魚たちに思いっきりスルーされました。
      他の客も同様だったので、私が個人的に魚たちに嫌われていたわけではなく、単に満腹だったのでしょう。
      次行く時は、釣りもしてみたいです。私のエサを食べてくれないなら、私がお前らを食うぞ。

      削除