「昔はこういうのが好きだったんだよなぁ」
・予定された最終回に向けて物語が収束していくことに不満があった。
・登場人物が合理的に説明できる行動ばかり取ることに不満があった。
そうではない作品を求めていた。物語として完結するに必要な何かを欠落したまま、たまたま時間切れになったために終幕を迎える、そのような作品を。
そうではないキャラクターを求めていた。他人には理解できない混沌を抱え、傲慢にも彼を「解釈」しようとする者に鉄槌を下す、そのようなキャラクターを。
読み手の(場合によっては書き手の)理解を阻む最後の一線、そこに作品そのものが持つゴーストラインがあるのではないのか。読み手の予想と書き手の思惑、その両者を振りきって暴走する、それがキャラクターに魂が宿るということではないのか。
…すいません。今観たらそんな作品じゃありませんでした。
今も、求めるモノは変わってないような気がするんですけどね。
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