2006年3月5日日曜日

コマンドウルフLC

 「どうしてもゾイドが欲しい!それも中型以下のやや地味めにカッコイイ奴を」
 …というネジくれた衝動を抑えきれず、アキバに行ったついで(*1)に買ってきた。

 買ったのはコマンドウルフのバリエーションの一つ。ロングレンジライフル・カスタム(LC)ということで、背中に長射程のライフルを背負っている。ご苦労様。
 コマンドウルフはその名の通り狼型のゾイドで、共和国軍の高速機動部隊に、その主力機シールドライガーのお供的役割で配備された機体。当時のCMには闇夜の中、水飲み場に集うかのようなカットがあり、その生物的なしぐさとフォルムの精悍さに惚れ込んだものだ。

 家に帰って、アニメの留守録を横目で眺めつつ、さっそく組み立てる。塗装とか、表面処理とか一切なし。ただ単に組むだけ。

 そもそも、作業台が無いのに気づく。何ということか。パソコンデスクで作業するか。しかし、キーボードに粉塵をまき散らすに訳にもいかない。冬の間、一度も使うことの無かったコタツを引っ張り出して埃を払う。
 作る気も無いのに買って久しいI-16、Yak-3(共に旧ソビエトの大戦機)の箱の下から、これまた久しく使っていなかった工具の箱を取り出す。ニッパー、カッター、ヤスリを確保。塗装用具は…捨ててしまったんだっけ。ま、今回は塗る気ないし。
 おっと、うっかりモールドを削り取ってしまった…ま、いいよね。縁がなかったということで。
 そういえば、首を上下すると歩行、走行が切り替わるんだっけ。ゼンマイ仕掛けなのによくやるよ。…というか、こんなギミックがあったのすっかり忘れてたよ。

 夢中になって、一気に組み上げたのが写真のコレ。ウェザリングとか無しの工場出荷状態。
 プラの成型色がライトブラウンなのは木の床の上での隠ぺい性を高めるためか。
 ちょっと安っぽい色だなぁ。塗装するのは面倒だけど、スミとハイライトだけは入れたくなってきた。


 *1 で、なんのためにアキバに行ったのかは別エントリで。

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