懐かしいね、こりゃ。
冒頭、いきなりドイツ軍によるイギリス本土爆撃から始まる。
『アドバンスド大戦略』を思い出す。そう言えばそういう時代の話だったっけ。この時期だったら爆撃機はJu88あたりかなぁ。機内のカットもあるので、ここはぜひ詳しい人に確認して欲しいところ。
原作を読んだのは20年近く前なので、さすがに細部は覚えていないけど、ストーリーもキャラクターも原作の記憶を裏切らない、極めて普通の作り。
この『ライオンと魔女』のポイントは、エドマンドの感情と行動をきちんと描けるかになると見ていたけれど、その点でも文句はない。
絵造りは技術的には『ロード・オブ・ザ・リング』の延長線上にありながら、世界観の違いを出すことに成功していると思う。もうちょっと言うと『指輪』のような泥臭さが無く、子供が迷い込んだ夢の世界にふさわしいキレイさがあった。
終盤の戦闘シーンも『指輪』よりキレイにまとめている。
アスランの日本語吹替は津嘉山正種。日本の極めて少数の声優ファンから「火曜の深夜で、今、最も輝いている」と評される声優が渋くキメている。
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