2018年9月13日木曜日

帰省2日目: 相模原市立博物館~

帰省の日程は、たまたま町田駅前の祭りと重なっていた。重なったのはたまたまではあるが、当日の宿泊を手配するのに苦労したのと無縁ではないだろう。

そのお祭り、「フェスタまちだ」。写真は都内および沖縄からの各種団体を招いて行われる、「町田エイサー祭り」。在住時はその規模に「町田の一体どこに、沖縄県が」といぶかしんだものだ。答えは簡単、祭りのためにあちこちから招いていたのだった。

町田市の博物館を回って、お昼が過ぎたところ。このまま夕方までぼうっとしててもよかったが、せっかくなのでお隣の相模原市の博物館にも足を伸ばす。

なお、町田市が縄文推しである以上に、相模原市は宇宙推しである。銀河連邦サガミハラ共和国である。

銀河連邦サガミハラ共和国にはJAXAの施設があり、こちらにも見学コースがある。けど、横目に見つつ素通り。
相模原市立博物館は、町田市立博物館よりも、新しくて大きくてデザインに金がかかっていそうな建物だ。建物正面からは入り口しか見えないが。

入り口にドヤ顔で鎮座する小惑星探査機「はやぶさ」の模型。単なる似姿ではなく、開発に実際に使われた資材を転用しての、ある意味ホンモノ。

古代史跡が中心の町田市立博物館と異なり、こちらは歴史と科学の両方の展示がある。マンモスなど昔の生物の剥製が、地元由来ではなく外国からの輸入であるのはご愛嬌。
地層や古代生物、古代から近現代、人間の営みから野生の動植物まで。あらゆる知識を動員して、地元、相模原LOVEを訴えている。

(なお、写真は撮り忘れている)

退館時刻になってしまったので、町田に退散。


町田に住んでいた頃には、あまり積極的に行こうとしてなかった銭湯。せっかくの機会なので「金森湯」に行ってみた。
金森と言いつつ、町田天満宮周辺ではなく、ほぼ隣駅。移動はバスでと思って、Google Mapsで探しあてたバス停は「フェスタまちだ」の混雑回避のために臨時バス停に移動していた。おのれ沖縄県。

JR基準で町田駅から1駅ほど離れた「金森湯」。履き物を脱いですぐの扉を開けると、いきなり番台&更衣場という、昔ながら過ぎる銭湯だ。
家族連れがくつろぐスペースみたいなものはない。来て、風呂に入って、出たらそのまま帰る。庶民の生活サイクルにガッチリ組み込まれたそのありよう。リゾートとか、くつろぎ系の要素はウスい。
しかし、建物の造りの古さに反して、入浴設備はわりと新しめ。さてはこちらに経営資源をつぎ込んだのか。

夕飯は、町田駅前に戻って、回転寿司「大黒さん」で。
ここは2011年の計画停電のときにも、発電機と仮設の照明を店内に持ち込んで営業を続けていた元気な店だ。あと、寿司店なのにブイヤベースを提供している時期があった。実際に注文した者が私の他にいたかどうかは不明。
昔は、近隣のパチンコ店でたまたま大勝ちした客が戦勝祝いに来る感じの店だったが、なぜか学生~新社会人くらいの若いカップルがデートで来る店になっていた。店そのものに変化は見られないのに、不思議なものだ。

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