ふるさとは遠きにありて思ふもの 近くば寄って目にも見よ - 筒井康隆
今年何度目かの上野公園。
国立科学博物館。Web予約が必要になってから来るのは今回が初。地球館の1階にはシンボルたるアロザウルス。ハローハロー。
『あつ森』の博物館の出来がとても素晴らしいので、むしろこちらがモデルなのだと分かってはいても「『あつ森』で見た奴www」と煽りを入れたくなる。
企画展「国立公園」。これを見に来たのだ。
床面に貼られているのは日本の国立公園のマップ。東日本の国立公園は行ったことがある場所もあり、あるいは近くを通りがかったりしたことがあった。そういう場所を、バーチャルで再訪しようというのが私の目的である。
上信越高原国立公園。この辺には会社のサークル合宿で行った。一番楽しかったスポット、浅間山の博物館は残念ながら休業してるみたい。
磐梯朝日国立公園。
五色沼とか、小さい頃よく連れて行ってもらったものだ。宮城の仙南地域の小中学生には遠足・修学旅行の定番であった。
爆裂火口と聞いて、とある魔法使いの少女をイメージしたあなた。彼女はバンダイではなくKADOKAWAのキャラクターである。
三陸復興国立公園。家族旅行で行ったことがある三陸海岸。何を見に行ったのか、もう具体的な記憶が全くないが。金華山には友人と行った。それも震災前の話である。
ウミツバメ。自分の幼少期を顧みても「地元民からはスルーされているだろう、その土地固有のもの」って多いのではないかと思う。自分の生まれた地域の「豊かな自然」の、地域なりの豊かさを実際に語るのって、なかなか難しいのではないだろうか。
国立公園は単なる自然保護区ではなく、人間の文明も容赦なくその中に飲み込んでいくのだという。しかも、規模が拡大される一方なのだそうだ。だから、あなたも私も気がついていたら国立公園の中にいたどころか、住んでたということがありうる。日本の国土のうち、5%ほどが既に国立公園の腹の中であるという。ひどく侵略的な公園があったものだ。
あちこちのディスプレイで、それぞれの公園内の空撮映像が流されており、奥には4Kでの上映までされている。それらも見ごたえがある。繰り返し流されている風景をぼんやり見るもよし。「こんなきれいな場所だったかな」と過去の記憶と比較するもよし。私が、次に行くとしたら奥多摩(秩父多摩甲斐国立公園)だろうか。そういえば箱根(富士箱根伊豆国立公園)には大学のOB会、白糸の滝(富士箱根伊豆国立公園)には会社のサークル合宿で行ったことがあったんだった。いやしかし、富士箱根伊豆って盛りすぎじゃないか。(いずれ、残る伊豆にもいくつもりではある)
ここも日本の最先端の科学館として、単に見せる展示だけじゃなく、触ったり動かしてみる展示が多く取り入れられていたので、新型コロナ対策の影響をモロに受けていた。フロアによっては半分が休止中……もちろん省エネのために消灯……みたいな感じだ。
何度来ても「今まで気付かなかった」何かがあるので、自然教育園とも共通の年間パスが欲しいところ。そう。今日もまた、さっさとチケットで入館してしまって年間パスを買い損ねてしまったのだ。
目黒寄生虫館は、生物やっていると必須項目ですね(笑)。
返信削除何度か行きました。
あと部活で長野に行った時に、中央構造線記念館?や水引記念館?みたいなとこに行きましたよ。
なつかしいなぁ
中央構造線記念館!そんなところがあるんですね。電車&バスで片道6時間とかだと、近場で1泊して次の日……みたいな日程になってしまいますけど。
返信削除南アルプスを一周する感じで旅程組みたいです。