大きな台風が来る度に水浸しになっていた、あの場所に。
町田に住んでいた頃には、電車の中から「昨日まで、公園だった場所」を見る度になんとも言えない気分になったものだった。新横浜公園だ。
横浜線に乗る。前回乗ったのは町田に「帰省」した2018年の秋だったはずだから、相当経っている。
駅から鶴見川がある北に向かって歩くと、新横浜公園の多目的遊水地。……の手前に。
鶴見川流域センターがあるので、こちらを先に。
「入場無料」「治水防災を学ぼう」「わくわく水族館」。いろいろ押してくる感じのアピール。期待が高まる。
エントランスにある、遊水地全体の模型。
事前の計算に基づいて、計画通りに水浸しになる場所。
来館者を迎えてくれるバク。バクは鶴見川流域のシンボルだ。
床に航空写真が貼られている。私はこれ見るとテンションが上がる。
町田市民にはお馴染みの、薬師池公園そばの町田リス園。なんと、日本動物園水族館協会の加盟園館である。(
過去の記事)
鶴見川のキャラクター、鶴見川八重ちゃん。
この絵柄のイラストは一点だけ描かれたものかもしれないが、デフォルメされた形で他のポスターにもさりげなく登場していて、活躍している感じがある。
わくわく水族館は、センター内の一角にある。
大小10~15個くらいの水槽が並び、上流から下流まで地域ごとに、あるいはテーマを持って、魚、魚、魚……。おお、「展示」されている。
町田市下水道部のGESUIDO通信?そんな面白いモノの存在に10年以上気付かないまま、町田で暮らしていたとか?
と思ったが、No.7が2021年9月とあるので、私が町田を離れてしまってから発刊が始まったもののようだ。
さて、と。
センターを出て、道を渡ったところに、遊水地全体の見取り図。越流堤がある、西側(上流側)に行ってみる。
越流堤は進入禁止だった。危ないからね。境川の遊水地では、越流堤の上に橋をかけて上を通れるようにしてあったけど、鶴見川ではそうはしなかったようだ。
謎の建築物。大雨が降ったとき、取り残されることが確定している感じだが。
池への水を調整する建物だろうか。
遠くには、遊水地に溜めた水を鶴見川へ戻すための水門。
花壇(!)に野鳥、池にはカモ。都市部の中の、小さな(管理された)自然。
神奈川県の公園、ただ広いだけでなく、ちゃんと手間をかけて「見どころ」を作っているのがいい。台風来れば沈んじゃうけど。
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