2021年11月12日金曜日

多摩湖

水族館とか動物園とか、土日は混むだろうし、もう少し人間がいないスポットに行きたい。
というわけで急上昇してきたのが多摩湖。奇しくも昨年秋に、城山ダムに行ってから、だいたい一年経っている。

その名もズバリの多摩湖駅は西武新宿駅から西に行ったところ。
西武新宿駅から西武線に乗るのは初めてだ。しかして、西武線どころか、JR新宿駅の地下で道に迷いそうになる。町田を離れてからかなりの年月が経っていることを実感する。


多摩湖駅。ダム湖の至近にあるこの駅まで、新宿から商業地域と住宅街が途切れることがなかった。地味な驚き。

ダム湖周辺は都立狭山公園として、周辺住民の憩いの場になっているらしい。

城山ダムより、ダムが長い(広い?)。

ダムの堤体の表面に敷き詰められた石。実際には石造りなのは表面だけで、大半は土で作られたアースダムというものらしい。知識として知ってはいたが、ダムといえばコンクリートのイメージが強く、「これが話に聞いた土製のダム」という軽い驚き。

堤体を下から見上げると、こんな感じ。普通に芝生が広がっているので、この写真だけ見せられてダムとわかる人は少ないだろう。

ダムの東側は住宅地だが、さすがに西側には山々が連なっている。

「日本で一番美しい」と評判の取水塔。

多摩湖(=村山貯水池)は、多摩川の水を溜めて水道に流す場所で、水の出入りは基本的に地下の水道管だ。ダム堤体の付近には地上から見える水門は1ヵ所だけだった。しかも、閉じられたままで水を流している気配がない。洪水のときに水を逃すためだけにあるのだろうか。

公園内にある宅部池。水をせき止める堰もあり、「この写真を多摩湖として掲載しよう」という誘惑に駆られる。

ダム堤体の上から、狭山公園を見る。たまたまお祭りの日だったらしく、キッチンカーが並び、ステージが設置され、地元のボランティアの人たちが近辺に住んでいる川魚などを子どもたちに見せたりしていた。

狭山公園のパークセンター、入口にはタヌキの「さやぽん」さん。 公園内はタヌキの棲息地になっているらしい。

ダムカードもらうのは忘れた。

0 件のコメント:

コメントを投稿