発端は蛇崩川を歩く、この記事。水源地に近いとされる馬事公苑付近の交差点の横方向に交差する道路に別の流れがあった、という情報。
「品川用水」。品川に、用水路? そもそも歴史に疎いので、品川が江戸の外だったというのも、コロナ禍以降、遠出ができなくなって仕方なく近所を歩き回るようになった頃に得た知識だ。ちょっと興味がある……がより具体化したのは今年に入ってから。
見えないものは見えない、と意を決して取水口のある辺りから、昔は用水路が流れていたであろう道を辿る。道は、その昔水の流れる場所だったことを示すように、不規則に緩やかにうねっていく。このみち
むかし ようすいろ。
歩いていたら、道と交わる別の線があった。「あれ、緑道っぽい。ここにも別の川が?」と疑問に思った。用水路と川の立体交差?
この細い公園は「本村公園」。川ではなく、廃線路跡らしい。前述の境浄水場の建設用資材や、浄水場が排出する汚泥を武蔵境駅まで運ぶ、専用の貨物路線があったのだ。
この細い公園は「本村公園」。川ではなく、廃線路跡らしい。前述の境浄水場の建設用資材や、浄水場が排出する汚泥を武蔵境駅まで運ぶ、専用の貨物路線があったのだ。
さくら通り、むらさき橋通りと緩くカーブした通りを進んでいく。今はない水の流れに沿って。例え、万人がひるむような高いハードルがあったとしても、私は堂々と下をくぐるだろう。水が低きに流れるように。
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