そのポイントは、橋のように、入り江を横切って渡されたプレハブの「主棟」であるという。現在は売店とキッズコーナー他に使われている。
これら入り江も一度埋め立てたものを掘り戻したという力の入りようだ。
(青幻社『イラストで読む建築 日本の水族館 五十三次』)
これら入り江も一度埋め立てたものを掘り戻したという力の入りようだ。
(青幻社『イラストで読む建築 日本の水族館 五十三次』)
入口すぐに海獣類コーナーがあり、海の生物、淡水魚、そして駿河湾の深海生物。定番と言えなくもない。が、むしろここは元祖・本家の少なくともどちらか片方を担っているくらいの老舗とのことで、日本初がゴロゴロ転がっている場所だ。
ペンギンに接近できるエリア「ペンパラ」。その注意書きは「ペンギンにイタズラしないでください」ではなく、「ペンギンに突かれないよう気をつけてください」だ。つまり、「手を出したらケガするのはオマエ」ということだ。この園、一番の危険区画。このときはそう思っていた。
イルカはプールだけでなく、入り江を囲って作られた自然プールで囲まれていて、ショーも両方で行われていた。坂東太郎(利根川)の名を持つ水神の使いが荒ぶるたびに客席に豪雨が降り注ぐ。とは言え、このとき空からも土砂降りの雨が降っていたので。
水神への生け贄として選ばれた子どもや若い女性が客席のコールや拍手とともに、まるでテロリストが用いる人質のように、プールに背を向けて並ばせられる。奇祭だ。しかもかなりヤバイ方の。
水神の使いが、先ほどの、ジャンプの余波とは比べものにならない量の水を浴びせかける。
(この写真、絵面が酷すぎるように思い、使うか否か躊躇した。真実を伝えたい思いが勝った)
水神の使いが、先ほどの、ジャンプの余波とは比べものにならない量の水を浴びせかける。
(この写真、絵面が酷すぎるように思い、使うか否か躊躇した。真実を伝えたい思いが勝った)
JAZAペンギン。こちらの方は口が開いており、賽銭箱としての機能を保っている。ただし、あわしまマリンパーク同様、こちらの園も日本動物園水族館協会の加盟館検索にかからなくなってしまったので、私の投じた硬貨の行方は不明だ。
「水族館」として見た時の完成度・充足度の高さなら、ここ。
公共交通機関頼りの自分には、ちゃんと食事が取れるレストランがあればなお良し。(でも、近所に飲食店も多そうだからなぁ)
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