2021年2月11日木曜日

墨田を歩く

すみだ水族館

来るのは2回目。京急線&都営浅草線でほぼ直線なんだし、もう少し回数増やしたいなぁ。


第一印象を決める水草の水槽。どこの館でもバシッと決めたい最初のエリア。やっぱり美しい。水族館に来たのに、ついつい植物を撮ってしまう。


おっと、床にクラゲが落ちている。踏まないように注意。

前回来たときになかった、クラゲ展示のビッグシャーレ。もともと力はいっていたクラゲ展示ではあるけど、さらに比重もこちらに寄ってきている印象を受けた。


小笠原大 水槽、ペンギン水槽、サンゴ礁、金魚など、どの水槽も美しい。毎秒カワイイ系水族館。


ペンギン水槽は水深浅めにも見えるが、広々としていて、のびのび泳いでいる姿がいい。餌やりの時間だったが、1匹1匹記録を取りながら与えていた。


クラゲの水槽群。クラゲ目当てで来たつもりもないけど、専用水槽とかついつい仕掛けに目が行く。真ん中の三角形から左方向に水出して反時計回りの水流を作って、右端の台形から排水……かなぁ。


仰向けになったサカサクラゲ。デパートのオモチャ売り場でこういう格好で騒いでいる子供を時折見かける。


オキクラゲ、透明パーツを透かして美しい内部パーツが見える。バンダイの色プラでこういうのあるよね。


金魚コーナーには、闇の皇帝ゼットが探し求めていたキラキラが。すみだ水族館にあったよ、キラキラ。


タンチョウ。丹頂鶴とは似ても似つかぬ……と言いたいところだが、頭のてっぺんが赤いという共通項がある。


館内のカフェで、ペンギン磯辺揚げ。これが本日の昼食となった。なお、ペンギン部分だけはショップでも購入可能。


トウキョウサンショウウオが折り重なっている。餌の時間には、飼育さんが1匹ずつ引き剥がして餌を与えていた。生きた餌にもわりかし冷淡なのが意外だった。水族館のフィーディングタイムって、先を争って奪い合うイメージがあったんだけど。


キモい展

たまたま見つけたので。「鏡を見ろ」という心の声に逆らいながら、こちらにも立ち寄った。キモい展だが、普通のイベントスペースでやっているので、何かオシャレ感も漂うキモい展である。


確かにキモいのだが、家にいたらやだなぁと思う程度のキモさ。ただし、水族館に立ち寄った直後だったので、その辺割り引く必要があるかも。逆だったら別の感想になったのではないかとも思う。


ヤドクガエルなど、美しい生物として紹介されるような生物も展示されている。美醜の感覚も、許容できる程度の範囲も個人差や場面場所によるよなぁ、との感想を抱いた。

昔、水族館で「ウツボみたいな醜い生き物がいるのが信じられない」みたいな暴言が吐かれるところを生で見かけたことを思い出した。


そして川へ

当初はそのまま都営浅草線で帰宅する予定だったのだが、買い物の用事を思い出した。ルートを探している地図の中に川があったので、予定変更。ソラマチ内のロフトに寄った後で、外に出て川を見に行くことにした。ルート決めのための下調べもしていないので、適当に歩いて、区切りがついたら終わりという段取り。


ソラマチのすぐ南が北十間川。川沿いを西方向に歩くと親水公園があるらしいので、そちらを目指す。


噴水みたいなもの。ライトアップの仕掛けもあるから、噴水なのだろうが、こういうものを見かけると「水質浄化装置」をまず疑ってしまう。


工事中の場所を回っていったら、小さい公園に出た。小さい公園の中に不釣り合いな大きな管理事務所。しかも、屋上から滑り台が伸びてきている。


裏の方に回ってみたら、上り階段があった。小さいと思えた公園も、東西方向が短いだけで、南側に大きく伸びている。ここが「大横川親水公園」だったか。


傍らには奇妙なオブジェがあり、湾曲した鏡面にはスカイツリーが映っている。日時計みたいなモノを想像して近づいたのだが、外した。


南北方向に細長い公園。小さい公園に見えていたのは、上にかかる橋で分断されているように見えたからだ。この「業平橋」にも、なんか謂れとかあるみたい。


橋の下をくぐると、なるほどと思える長い公園の姿が見えてくる。親水公園であるからには海か、川が見えて欲しいところ。ここには「魚つり場」があった。


大横川に、何本も架かっていた橋。その中には、廃止されたものもあり、その跡が残っている。


再現された川。だんだん親水公園っぽくなってきた。


公園内のじゃぶじゃぶ水路にかかる吊り橋。手前にあるのは、調子に乗った子供が落ちて遊ぶための飛び石である。


これがよく分からなかった。水流を調整するための障害物とか、水質浄化用に雇われた微生物の住処とかを想像しているが。


カルガモ……たぶん。昔は「トウキョウにカルガモが!」って、ニュースになるほどだったような気もするが、いざ自分で水回りを歩いてみると一番よく見かける鳥の一種である。カラスやハトがわざわざ水際に来ないからだろうか。


橋を境に、水路が途切れ、向こう側に渡ってみたら水がきれいに。親水公園の水は、北十間川の水を浄水して使っているとのことだったが。水路で汚れた水をそのまま流さないように、エリアごとに独立した送排水を行っているのだろう、たぶん。


出し抜けに現われる「本所七不思議」。いつか訪ね歩くこともあるだろうか。


注意看板のターゲットは複数あり、どのような者が危険運転を行っているのかを示す指標になっている。


ようやく公園全体の案内板を見つけた。


公園はまだまだ続くが、疲れてきたので、今回はここまでで。地下鉄・浅草橋駅に向かう。


横綱町公園。左側の建物は(関東大震災の)震災復興記念館だとか。奥には江戸東京博物館。この辺も全然ノーマーク……というよりは、そもそも興味の対象外だったなぁ。


蔵前橋で、隅田川を渡る。護岸の壁が白黒の漆喰の土蔵風だったり、欄干が花魁と力士の意匠だったりと「ここが!江戸です!」アピールが強い。


首尾の松。……ってなんだろう。こういうの見かけて立ち止まるようになってしまった。


下水道局の工事現場だろうと思われるポスター。総延長16,000km(東京-シドニー間に相当)かぁ。

この場所、「蔵前水の館」という見学施設の至近だったことを後から知る。もっとも、見学休止中なので、行っても外観写真しか撮れなかっただろうけど。こっちも、後の宿題とする。

4 件のコメント:

  1. すみだ水族館行くなら、これ読んでから行って欲しかった

    https://www.amazon.co.jp/%E6%B0%B4%E6%97%8F%E9%A4%A8%E3%81%A7%E5%83%8D%E3%81%8F%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F-%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BB%E3%82%A4-%E6%97%A5%E9%AB%98-%E3%83%88%E3%83%A2%E3%82%AD%E3%83%81/dp/4040674553/ref=tmm_hrd_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=

    そもそもこんなメジャーなとこ行くなんてヽ(*´∀`)ノ

    でも裏山

    返信削除
    返信
    1. このコメントは投稿者によって削除されました。

      削除
    2. 首都圏の園館では閑古鳥の飼育を始めています。そのまま閉業してしまったところもあり、民間・近場優先に舵を切りました。
      土日祝は私自身が最近まで知らなかったところ。すみだ水族館みたいな超メジャーなスポットは平日に休暇取って、という案配です。
      人間が写っていない写真を撮るのが、こんなに楽になるなんて。

      削除
    3. 私はこっちかな<本

      https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E6%B0%B4%E6%97%8F%E9%A4%A8%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E9%8C%A6%E7%B9%94-%E4%B8%80%E8%87%A3/dp/4842505710/

      削除