2023年12月13日水曜日

隅田川(4)

春のうららの隅田川。
瑞光橋公園の裏側にあたる貨物駅。JR貨物 隅田川駅に行ってみた。周りは植栽で囲まれ、あまり中を覗いてほしくない感じだった。もしかしたら見学会みたいなのはあるかもしれないけど。

都電 荒川線。すっかり気に入ってしまい、ほんの数駅間の短さではあるが、あれから何度か乗っている。

この路線ならではの注意点。電車にはミラー付いてないし、バスにはそこまで近づけないし。

線路沿いに近隣の住民や地元企業が花を植えている。まちあるきマップを見ると、荒川区内だと花見スポットでないところの方が少ないくらいだ。

荒川線の三ノ輪橋駅から、JR貨物 隅田川駅のそばを通り、前回通った水神大橋まで。橋の向こうに壁みたいなものが見える。

壁の正体は都営 白鬚東アパート。

白鬚東アパートと隅田川の間には、都立 東白鬚公園。公園の見取り図を見ると東白鬚アパートのあるところは「防災団地」とされている。この公園も、都営アパートの壁も、大火災から住民を守るために設計されたものなのだ。

隅田川神社。水神を祭るこの神社が、先の水神大橋の名前の由来らしい。

鳥たちが集まるこの池も、火災に備えてのもの。

公園を抜けて白鬚橋。私が「下路アーチ橋」とざっくり呼んでいたこの橋。テラスに解説版が設けられていて、「銅ブレースドタイドアーチ+ポニートラス桁」とある。沼い。

桜橋(桁橋)。隅田川の上で、X字のように交わる奇妙な形の橋だ。

言問橋(桁橋)。

東武伊勢崎線 隅田川橋梁の傍らに、後付けされた歩行路。すみだリバーウォークだ。スペーシアXを含む東武の車両を間近で見るチャンス!と思ったのだけど、その目的で訪れている人は見かけなかった。アングルかな。

吾妻橋(上路アーチ橋)。とその傍らにたまたま止まっていた水上バス。たまに潜水もしてそうなデザインだ。

駒形橋。中央の中路アーチ橋の両端に上路アーチ橋という盛りだくさんな構造。

厩橋(下路アーチ橋)。その下には都営 大江戸線が。

はしけみたいなのが、数隻連接されている。水上のゴミなどを収集する船(東京都建設局)とのこと。人口密集地にありながら、ドブ川みたいにならない秘密は不断の努力にあった。
……というか、連接されてるこれら(結構長い)を全部引っ張って川を上ったり下ったりするんだ。

蔵前橋(上路アーチ橋)。下流右岸側には「蔵」イメージの護岸。

JR総務線 隅田川橋梁(下路アーチ橋)。蔵前橋とこの橋の間に、蔵前専用橋(NTTと東京都水道局)という関係者しか入れない橋があったのだが、写真を残し損ねていた。

両国橋(桁橋)。

両国橋のちょっと手前では、神田川が合流してくる。神田川にかかる柳橋からパチリ。
今日はここまで。

オマケ


都営荒川線にハマりつつある。三ノ輪橋おもいで館で購入した荒川線グッズ。手ぬぐいはだいたい「あれば買うもの」になっているが、缶バッジまで手が伸びてしまった。
路娘MOTION」の「三ノ輪橋ひな」と「飛鳥山さくら」。てっきり、駅や周辺の街のイメージを取り込んでるのかと思って「三ノ輪橋って、こんなキャラなの?」と訝しんだが、車両を擬人化したものらしい。

鉄道系のキャラクターコンテンツとしては他に「鉄道むすめ」があるが、こちらは鉄道事業者で働く架空の従業員(だから制服を着ている)であり、擬人化ではない。(写真は仙台市交通局地下鉄の運転士「青葉あさひ」)
キャラクタービジネスっていろんなアプローチがあるんだなぁと感心してみたり、キャラクターを看板娘の如く使い倒す事業者とそのまま死蔵する事業者との差を考えてみたり。

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